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専門家にSOS!「こんなとき、どうすればいい!?」駐在生活の悩みを軽くする15のことば⑬

【お悩みパートC 医療・食のこと】

家族の健康に直接関わることだから、神経質になってしまう

海外での病院通い、飲料水や食品の安全性、食生活と栄養面。家族揃って健康でいたいからこそ気になる3種類のお悩みをチェック。

医療・食のこと③

栄養豊富な日本食を子どもに満足に食べさせてあげられない
栄養豊富な日本食を子どもに満足に食べさせてあげられない薄味で野菜たっぷり。見るからに健康的な日本食に比べると、現地の食事は栄養が偏ったものに思えてしまう。現地で日本の食材や調味料を入手するのも難しいので、食事を用意するときはいつももどかしい…。

古賀才博

トラベルクリニック新横浜 院長
古賀才博氏のことば

栄養が偏って見えるのは先入観のせいかも?入手しやすい食材を使って、栄養面を意識しつつ、現地の食文化を楽しみましょう。

日本食に違和感だけは持たせないようにする

「出汁や発酵食品、魚介の生食などが日本食の特徴と思われ、これらは幼少期から食べていないと大人になって違和感を持つかもしれません。

ですので、通販や一時帰国を利用してうまく調達できたらいいですね。

普段は入手しやすい食材で『栄養面』と『現地の食文化を楽しむ姿勢』を、無理のない範囲で意識した食事作りを!」(古賀氏)

お話を伺った方

トラベルクリニック新横浜 院長 古賀才博氏

企業の海外医療対策に10年間「海外勤務健康管理センター」(JOHAC)に8年間勤務して、海外渡航者の健康管理に関するさまざまな経験を積んだのち「トラベルクリニック新横浜」を開院。同院では海外派遣前後の健康診断、各種英文書類作成などを実施する。
http://travelclinics.jp

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