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子どもの就職活動、親はどう思った?(前編)

マイナビ「就職活動に対する保護者の意識調査」を実施

 新卒就職支援企業の最大手である株式会社マイナビ(東京都千代田区)は本年年始、「大学4年/大学院2年で今年(2021年度)就職活動を終えた、もしくは現在活動中」の子どもを持つ保護者1000名を対象に、「就職活動に対する保護者の意識調査」を実施。

 子どもの就職先への希望は「経営が安定」が半数以上で、働いてほしい会社1位は「公務員」。22年卒就活生の保護者の約半数が「オヤカク(親・保護者への内定受諾に関する確認)」を経験していることが分かった。

 詳しく見ていこう。

 【調査概要】「2021年度 就職活動に対する保護者の意識調査」

調査期間 2022年1月14日(金)~1月16日(日)
調査方法 インターネット調査
調査対象 「大学4年/大学院2年で今年(2021年度)就職活動を終えた、もしくは現在活動中」の子供を持つ保護者
有効回答数 1000名


親は「あまり気を遣わないような雰囲気や環境作り」でサポート

 まずは、就職活動に対するサポートについての質問。「親側から自発的に行ったもの」で最も多かったのは「あまり気を遣わないような雰囲気や環境作り」で45.6%。「自宅でWEB面接を受験する際の配慮(スペースの確保、静かさの確保)」という回答は12.7%で、コロナ禍によりオンラインで面接を自宅で受ける学生が増えたことを背景に、新しいサポートの形が見られた。

どちらかというと親側から行った支援(上位抜粋)


子どもの就職先への希望「経営が安定」が半数以上

 子どもが入社する企業に望むものとして、最も多かった回答は「経営が安定している」で51.5%だった。子どもに働いてほしい業界は「官公庁・公社・団体」が1位、働いてほしい会社は「公務員」が1位となり、子どもの就職先に対する保護者の安定志向が浮かび上がった。

子どもが入社する企業の特徴として望むこと(上位抜粋)

子どもに働いてほしい業界

総合
ランク 業界 得票P
1 官公庁・公社・団体 622
2 総合商社 274
3 医療・調剤薬局 263
4 ソフトウェア・情報処理・ネット関連 217
5 教育 201

子どもに働いてほしい企業

総合
ランク 企業名 得票P
1 公務員 137
2 トヨタ自動車 27
3 ソニー 20
4 三菱商事 14
5 味の素 13


就活生の保護者の約半数が「オヤカク」を経験

 子どもの内定先企業から親・保護者へ内定受諾に関する確認の連絡「オヤカク」を受けたという回答は49.9%と約半数に上った。当サイトでも数年前にオヤカクに関する話題を取り上げたことがあるが、今やオヤカクはだいぶ一般的になっているようだ。

 そのほか、「内定式・入社式への招待」(12.1%)、「保護者向け資料の送付」(9.6%)という回答もあり、学生への内定フォローだけでなく、保護者に向けたフォローを行う企業も出てきている。

子どもが内定を得ている企業から、保護者宛にどのような連絡があったか

 明日も本調査の結果から、自身の就職活動と比べて子どもの就職活動をどう思ったかや、これから子どもが就職活動を迎える保護者へ向けたメッセージを見ていこう。

(取材・文/大友康子)