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高校生の「読書実態調査」(後編)お小遣いの約4分の1を本に使用

昨日は進路情報メディア「スタディサプリ進路」が行った高校生の「読書実態アンケート2022」の結果を垣間見た。高校生の8割は読書をしていて、1カ月の読書時間は平均約8時間だった。 

本日もアンケート結果の続きを見ていこう。

1カ月の本購入費用は1410円

読書のために使う費用を問うと、平均金額は「1410円」となった。これは、高校生の毎月のお小遣いの平均金額「5582円」(※1)の約4分の1にあたる。

※1:「スタディサプリ進路」が調査し2022年6月15日に発表した「高校生お小遣い実態調査2022」より

本を選ぶ際のきっかけ、1位は書店のPOP

お小遣いの約4分の1という、高校生にとって決して少なくない金額を費やす本をどのように選んでいるか? そのきっかけを聞いたところ、66.4%が「書店の店頭POP」と回答。「書店のPOPは店員さんのおすすめの本で面白い内容のものが多いから」(男子/神奈川県)など、店員さんを信頼しているといった声も多く、訪れる書店ごとでの出会いを楽しんでいる様子。

きっかけの2位は「友達のおすすめ」29.6%。「趣味が同じ友達から勧めてもらうと好きな本に辿り着ける」(高3/長崎県/ゆっち/女子)、「頭が良くて語彙が豊富な友達が小説をおすすめしてくれて、自分も同じ世界を見てみたいと思ったから」(高2/長野県/いだちゃん/女子)などといった意見が見られた。

国語の教科書や模試の問題文も購入のきっかけ

ランキングでは6位だが、本購入のきっかけが「現代文の模試や国語の教科書に載っていた」(13%)という意見も。

「模試に使われていた小説の続きが気になって読んでみたらすごくおもしろかったから」(高3/兵庫県/そーた/男子)、「教科書にのるような作者さんは他にもおもしろい小説を書いていることが多いから」(高3/埼玉県/茶渋/女子)といった声からは“読書好き”の様子がひしひしと伝わってくる。

現代の高校生の中にも根っからの読書好きが確かに存在すると分かる、なかなか喜ばしい調査結果であった。

(取材・文/大友康子)