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ママの子ども時代と現在の小学生、夏休みの宿題に変化あり(前編)

「夏休みの宿題」アンケートをチェック

小学生の夏休みの宿題、読書感想文や自由研究など、各ご家庭では今年も苦労されたのだろうか? 

インターネット広告・メディア運営事業を行う株式会社インタースペース(東京都新宿区)が運営する、日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタ」は「夏休みの宿題」に関するアンケートを実施。「自身の子ども時代と我が子では、夏休みの宿題に変化があったか?」という質問に対し、全国各地から1000人を超える回答が寄せられたという。

その内容を今日と明日とで見てみよう。

【「夏休みの宿題」アンケート概要】

総回答数 1034票
調査方法 インターネット
調査月 2023年8月
調査・分析 ママスタセレクト編集部

8割のママ「夏休みの宿題に変化あり」

「ご自身(ママ)の子ども時代と我が子では、夏休みの宿題に変化がありましたか?」という質問に対し、「量に変化があった」「内容に変化があった」「量と内容の両方」「変化はない」の4つの選択肢を設定。

もっとも多かったのは「量に変化があった」35%。次いで「内容に変化があった」20.2%。そのほか「量と内容の両方」と答えた人は29.1%、「変化はない」と答えた人はもっとも少なく15.7%と1割前後にとどまった。

夏休みの宿題について「量に変化があった」「内容に変化があった」「両方に変化があった」を合わせると8割強にのぼった。

夏休みの宿題量が激減!?

「量に変化があった」と回答した人からは、下記のような個別コメントが寄せられた。

  • 宿題はないに等しい。国語と算数の両面プリントが3枚と絵日記1枚だけ。あとは自由課題(大阪府)
  • 国語と算数はとくになく、星空の観察のみ。昔より圧倒的に少ない(岐阜県)
  • 宿題が15ページくらいのワークブックと漢字練習のみ。自由研究は個人の自由(宮城県)

筆者自身も読書感想文などには苦しんだし、すでに大学生となっている我が子が小学生時代に自由研究をさせるのも非常に苦労した。自由研究が取り組んでも取り組まなくてもよい、まさに個人の「自由」とは、宿題をやらなければならない子供目線でも、やらせなければならない親目線でも、うらやましいかぎりだ。

明日は「内容に変化があった」の詳細などを見ていくことにしよう。

(取材・文/大友康子)