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子育て世帯の教育費、大学費用の貯金額はひと月おいくら?(前編)

ママ友にも聞けないお金のこと、アンケートでチェック!

ママのソレ知りたかった! にこたえるサイト「ママソレ」(運営:株式会社KG情報)は、小中高校生の保護者を対象に教育費などに関するアンケート調査を実施した。

どんなに親しいママ友でも聞きづらいお金のこと、よその家のお金のかけ方や貯蓄事情をアンケートで参考にできるのは興味深いところ。今日と明日とで見ていこう。

ママソレ|【2023年最新】子育て世帯の教育費と娯楽費を大調査!ひと月あたりの金額や、大学費用の貯金額を小中高生のパパママにアンケート

調査期間 2023年9月20日~25日
調査対象 小学生~高校生の子を持つ保護者
調査方法 インターネットによる任意回答
回答者数 389人

【小学生】ひと月あたりの塾の費用

ひと月あたりの塾や予備校の費用について、まずは、小学生がいる家庭での塾の費用から。小学生は中学受験をする場合としない場合とで分けて比較した。

中学受験をする家庭では、塾代が2万円以上3万円以下が最も多く26.5%。塾代が2万円以上の家庭が過半数という結果で、中学受験をするならば納得、といったところ。

中学受験をしない家庭では、半数以上が塾には通っていないことが分かった。

【中学生】ひと月あたりの塾の費用

中学生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用については、塾や予備校には通っていないが23.5%と最も多く、次に2万円以上3万円未満が20.2%と多かった。中学受験をしない小学生の家庭よりは塾代をかけているが、中学受験する小学生の家庭の塾代よりも低く抑えられているようだ。

【高校生】ひと月あたりの塾や予備校の費用

高校生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用については2万円以上3万円未満が20%、3万円以上5万円未満が18.6%と高くなっており、ひと月2万円以上の家庭が過半数を占めている。やはり小中学生のいる家庭よりも、塾や予備校代を多めにかけている様子が分かる。

一方、3割近くが塾や予備校には通っていないことも分かった。学年を問わず調査をしているため、学年が上がってから塾や予備校に通い始めるのかもしれないが、家庭の考え方によっては高校時代に教育費をかけずに済ませられているケースもあるようだ。

明日は「大学進学のための貯金額」の調査結果を見てみよう。

(取材・文/大友康子)