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もし大学がひとりの人間だったら…「あるある」満載の大学擬人化マンガ発刊

まじめな東京大学、バンカラな早稲田大学、オシャレな慶應義塾大学——。

歴史ある大学は多少なりとも、その大学ならではのイメージをまとっているものだ。

そのイメージをさらに膨らませ「もし大学がひとりの人間だったら?」という想定でマンガを描き、解説を加えた『擬人化マンガ 大学あるあるコレクション』が、ぴあ株式会社(東京都渋谷区)から発刊された。

著者のネピアさんは、現在大学関係の仕事に従事。高校3年生のときに受験勉強よりも大学そのものを調べることに熱中し、大学在学中に自身のブログ・サイトで大学を擬人化したマンガを発表した。

それが好評を博し、このほど大幅に加筆修正、書下ろしも多数加え、出版される運びとなった。

「あるある」「わかる」から「へ〜」という意外な情報も満載!

さて気になる内容だが、キャラクター化された大学は全部で70校。女子大や美術大学なども含めてバリエーション豊かに取り上げられている。クスリと笑えるキャラクター紹介に続き、個々の特徴に基づいて描き出されたマンガにはより口元が緩む。

例えば「バイタリティーなら負けない。祭りとイベントが好きでノリのいい兄貴肌。とりあえず慶應に勝っていればいいタイプ」の早稲田大くんが「泣く子も黙る超イケメン。財力・知力・ルックスを兼ね備えているからか、言動が自信に満ち溢れている」慶応大くんと「学園祭」をテーマに競い合っている。

2014年の慶應義塾大学の文化祭では慶應ボーイが壁ドンをしてくれる企画があった一方、早稲田大学文化祭の「早稲田王決定戦」ではタガメ・サソリ・カブトムシ、デザートにミミズゼリーといったゲテモノのフルコースを完食する早さを競う種目があったという。

「体育会系で俺様な性格だが、お洒落には気を配っている。サブカルチャーに強いオタクな一面も。早稲田のことを密かに(?)意識しているらしい」という明治大くんの漫画も傑作だ。

この明治大学のオタク設定は、同人誌即売会「コミックマーケット」(略称「コミケ」)の設立に携わり、長らく代表を務めた故・米澤嘉博氏が同大学出身であることに由来するという。

笑いながらマンガで大学のイメージをつかんで、志望校を定める!?

このように、在学・出身者ならば「そうそう!」とうなずけるもの多数。

在学・出身者でない人にとっても、「やっぱりそうか」と納得したり、「この大学はそうだったのか」と意外な発見をしたりしながら読める内容となっている。

また、大学の大まかなイメージを楽しみながらつかめるという趣旨から、大学以前の学齢の子どもやその保護者にも有益だ。

例えば大学までの一貫校を受験する予定の親子、目指す大学が定まらなくて困っている高校生とその親など。笑いながら読み終える頃には、志望校が定まっているかもしれない。

『擬人化マンガ 大学あるあるこれくしょん』
『擬人化マンガ 大学あるあるこれくしょん』2018年12月1日発売。定価1100円(税別)。Amazonほかにて発売中

(取材/文:大友康子)

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