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帰国子女教育情報|インターナショナルスクールのシーズンプログラムに申し込む前に知っておきたいこと

日本にあるインターナショナルスクール(以下、インター)の多くは、在校児童・生徒以外も参加できるシーズンプログラムを開催している。45年位前に開催し始めた当初は夏休みのサマープログラムが主流だったが、あまりに大盛況で、近ごろでは時期や頻度も増え、春休みや、通年で毎週土曜日に行われることもあるという。

入学を希望する学校の下見、帰国子女の英語力保持、英語に慣れさせたい、といった理由で申し込む人が多いというが、事前に知っておきたいことをインターに詳しい村田学氏に伺った。

英語のレベルなどが我が子に合うかチェック

「下見の場合、常勤の先生が教えるのかどうかも確認しましょう。夏休み期間などは先生方も休暇をとるので、他校から先生が来ていることもあります。英語力維持が目的なら、英語のレベルを確認しておきましょう。英語初心者から参加できるプログラムは、英語力が高いお子さんには物足りなく感じてしまうことがあるからです。事前に相談すれば、スクール側からレベルに見合ったクラスを勧めてくれることもあります」(村田氏)

逆に言えば、英語に慣れていない子どもでも気軽に参加できるのが、こうしたプログラムの魅力だ。

「英語で学ぶうちに自然と言葉は身に付きます。それに、日英バイリンガルの学生がアシスタントにつくことが多く、こうしたお兄さんお姉さんと過ごすのが楽しくて、『また行きたい』と言うお子さんも多いようです」(村田氏)

サマープログラムの期間は5日~3週間、費用は5日間で4~5万円が主流だ。宿泊型プログラムは中学生以上が対象のことが多く、5日間で10万円や2週間で50万円弱などさまざま。申し込みの受付は、開催の数カ月前に開始するところが多いが、すぐ定員に達してしまうことも。ホームページをチェックしたりニュースレターに登録したりして、情報を見逃さないようにしたい。

学びも遊びもランチも英語!実際のシーズンプログラムをみてみよう

具体的な内容や参加した親御さんの感想など、インター2校の例を紹介します

School 1 — Columbia International School

さまざまな英語力に対応。サタデースクールも人気

コロンビアインターナショナルスクールのサマースクールは、参加対象が年少から中3までで、英語力に応じた2つのクラスがある。英語で算数や理科を学んだり、ダンスで体を動かすなど、多彩な内容だ。

土曜日のサタデースクールの参加対象は、年少から小6まで。「当校の教師のほか、他のインターの教師や、英語に不慣れな生徒を担当する日本の学校のALT(外国語指導助手)に加わってもらい、さまざまな英語レベルの生徒が楽しく学べる工夫をしています」(広報・入学担当、森亦哲也氏)。過去の保護者からは「英語の授業についていけるか不安でしたが、先生の授業が面白くて楽しく通っていました」という声が寄せられている。

●サマースクールプログラム

【実施時期】2020/7/20~7/24、7/27~7/31、8/3~8/7、8/10~8/14
【費用】6万円/週
【募集時期】一次募集の申し込み期限は4/24。追加募集があるときは5/29が締め切り

●サタデースクールプログラム

【実施時期】4月~翌年3月の毎週土曜日(3学期制。1学期につき9回、全27回)
【費用】30万5,000円(年間)
【募集時期】2020年1月に説明会。2月初旬が申し込み締め切り

School 2 — Nagoya International School

子どもの英語力を生かして楽しく充実した学びを

名古屋インターナショナルスクールのサマープログラムは、Creative(創造性)、Cognitive(認知力)、Collaborate(協調性)、Cultural(文化)、Cardiovascular(運動)の5つの”C”に重点を置き、アートや算数、理科、チームスポーツなどさまざまな活動に取り組みながら楽しく学んでいく。参加対象は4歳から12歳(小学6年生)までで、英語力が必要(※1)。

「子どもたちがふだんと違う環境の中で、新たな発見をしたり成長していく様子がみられます。アシスタントの本校の高校生が子どもたちに人気です」(マーケティング・コーディネーター、奥野聡子氏)。参加した保護者からは、「アメリカの現地校に近い環境が嬉しかったようです」などの感想が挙がっている。

●NICサマープログラム

【実施時期】2020/7/27~7/31、8/3~8/7
【費用】35,000円/週
【募集時期】募集中

※1参加条件として、英語を学習言語とする全日制の学校に在籍している生徒、あるいは海外の言語を学習言語とする学校に在籍していた帰国後2年以内の帰国生、などの条件がある(詳細はこちらを参照)

 

お話を伺った方

村田学 氏

村田学 氏 『インターナショナルスクールタイムズ』編集長

インター、国際バカロレア教育、英語教育など、子どもたちがグローバルに活躍するための教育情報を配信しているウェブサイト「インターナショナルスクールタイムズ」の編集長。国内のインター各校を調査や取材にもとづき、中立公正に紹介している。

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