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海外からの帰国体験記|アメリカからの帰国 立命館宇治高校2年 K.Nさん(16歳)

K.Nさん(16歳)立命館宇治高等学校2年

「勉強もアメフト部も! 文武両道を目指す生活」

K.Nさん(16歳)立命館宇治高等学校2年

時期 場所 学校
11歳(G5 4月)~15歳(G10 6月) アメリカ(ニュージャージー州) 現地校
15歳(中3 9月)~15歳(中3 3月) アメリカ(ニュージャージー州) 現地校
15歳(高1 4月)〜 日本 私立高等学校

帰国生も一般生も一緒あえてその環境を選んだ

アメリカに約5年間暮らした後、帰国前の楽しみは日本の「食」だったそうです。
「肉まんや日本のカップラーメンが好きでワクワクしてましたね(笑)。ただ、ハンバーガー好きでもあるので、アメリカのように「どこへ行ってもハンバーガー」みたいな環境も、帰国した今は懐かしいです。それと、日本は量が少なくて足りません(笑)。」

帰国後は、帰国生が2割を占め、海外大学進学も視野に入れたIB(国際バカロレア)コースを設けるなど国際的な中高一貫校『立命館宇治高等学校』に入学しました。

「英語力を伸ばせそうなのと、帰国生ばかりじゃないところに惹かれました。将来社会に出ることを考えると、帰国生も一般生も留学生もスポーツ推薦生も、一緒に集う環境のほうが色々学べるのではないかと。」

入学当初は帰国生専用の補習クラス(全教科・希望制)に入ったものの、たった二カ月で抜けて一般クラスに合流。現地で日本の勉強はどうやってきましたか?

「渡米当初から土曜に補習校で国数理社を学び、中1から塾で国数英、あとは現地校を卒業してから帰国して日本の学校に通うまでの調整期間に通った日本人学校で学んできました。勉強するのは嫌いじゃないので、日米の勉強を並行してやるのはそんなに苦ではありませんでした。」

英語のクラスは最上位クラスに入っています。

「ネイティブの先生ですし、楽しいです。文法やエッセイなどは現地であまりやってこなかったので、今はアカデミックな英語を習得中です。」

問題なく授業についていっているK・Nさん。アメフト部にも所属し、学校生活を謳歌中です。

「アメリカでは運動ができるほうだったんですが、ここでは違いますね。アジアや日本代表、プロのユースチーム所属者なんかごろごろいますから。でも、そういう人たちと話していると、もの凄く刺激になります。これは、文武両道を目指すこの学校にいる醍醐味の一つかもしれません。ちなみに、アメフト部は初心者歓迎だったので入りました。たまにくじけそうになりながらも、頑張っています(笑)。」

父と同じように海外勤務を目指す!

現在は「理系コース」に入っているK・Nさん。将来の夢は何ですか?

「理工学部や国際関係学部…、色々興味があって模索中です。いずれにしても、いつか父のように海外で働きたいなと思います。まだ日本とアメリカしか知らないですから。」

想い出

地域のサッカーチームのメンバーと。

地域のサッカーチームのメンバーと。

「キーパーの子が試合で歯を折り、差し歯にした時にお祝いパーティーをしたり、楽しい思い出ばかりです(笑)」

親への感謝

親の職業:電機メーカー勤務

帰国前 帰国後
アメリカに行った当初は英語があまり分からなくて結構イライラしている事が多く、話しかけられても無視や生返事をしてしまった記憶もあるんですが、そんな時でも変に特別扱いせずに「普通」に接してくれたことに感謝します。 毎日早起きしてお弁当を作ってくれていることに感謝しています。アメフト部で朝練がある日なんかは朝5時半に家を出るのですが、自分より早く起きて作ってくれています。