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【前編】就きたい職業がある中高生の約8割が、実現のために努力

株式会社栄光(本社:東京都千代田区)』が運営する進学塾『栄光ゼミナール』が小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者に行った「小中高生の家庭の職業観に関する意識調査」の調査結果を公開している。

同調査は2018年より毎年実施しているもので、今回が4回目となる。調査期間は2021年9月15日(水)~9月29日(水)。調査対象は小学1年生~高校3年生の子どもを持つ栄光モニター会員(栄光ゼミナール・栄光の個別ビザビ・大学受験ナビオに通塾する保護者)で、回答者487名の内訳は小学生保護者215名(44.1%)、中高生保護者272名(55.9%)だった(調査方法はインターネット調査)。

将来就きたい就きたい職業がある小学生は64.7%、中高生は47.4%

これによると、「子どもに将来就きたい職業がある」と回答した小学生保護者は64.7%、中高生保護者は47.4%で、例年の傾向と同様、小学生の方が将来就きたい職業がある割合が高い結果となっている。中高生はより現実的に職業を考える機会が増え、興味がある分野、得意なことを生かせる職業などを見極めている段階にあると考えられる。

また「子どもに将来就きたい職業がある」と回答した保護者に「就きたい職業のために、子どもが取り組んでいる、努力していることがあるか」を聞いたところ、小学生保護者62.6%、中高生保護者76.0%が「ある」と回答。将来就きたい職業を持つことで、明確な目標ができ、子どもが努力するモチベーションにつながると考えられる。

「子どもと、子どもの将来の職業について話したことはあるか」を聞いたところ、小学生保護者の95.3%、中高生保護者の97.4%が「話したことがある」と回答した。

小学生は日常会話、中高生は進学・進路を考える時に親と職業について会話

「子どもと将来の職業について話した機会」を聞いたところ、小学生保護者では「日常会話の中で、職業についての話題があがった時」が79.0%と最も高く、中高生保護者で最も多かったのは「受験など子どもの進学・進路を考える時」で74.3%だった。中高生では進路選択の際や学校でキャリア教育を受けた時などに、職業について保護者と話すきっかけが多いことが分かっている。

一方、「保護者が今までに就いた仕事・会社を選ぶ際に重視したこと」と「将来、子どもが仕事・会社を選ぶ際に気にかけたいこと」を聞いたところ、保護者自身の職業と比べ、子どもの将来の職業には「自分の好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」をより求める傾向にあることが明らかとなった。

また、「ワーク・ライフ・バランスの取り組みが充実している」を重視する保護者が、年々増加。子どもの将来の仕事についてだけでなく、保護者自身の職業選択の際もワーク・ライフ・バランスを重視する傾向が高まっていて、2019年では25.4%だったものが、2020年には31.5%、2021年では33.5%となっている。

後編の記事では、子どもの職業観・勤労観を育むために家庭で取り組んでいることなどを紹介する。

(取材・文/松井さおり)