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2025年卒学生の就職意識調査|学生の8割「ポータブルスキル」の習得を重視

ポータブルスキルとは?

昨日は、スカウト型就職サイト「あさがくナビ」を運営する株式会社学情が、2025年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に実施した就職意識調査の中から、「AI・DXスキルの習得」についての結果をチェックした。

本日は「ポータブルスキル」についての調査結果を見てみよう。

【「2025年卒学生の就職意識」調査概要】

調査期間 2024年2月8日~2月26日
調査機関 株式会社学情
調査対象 あさがくナビ2025へのサイト来訪者
有効回答数 501件
調査方法 Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合がある。

そもそも、ポータブルスキルとは? 筆者を含め、初耳の読者もいらっしゃるのではないだろうか。「ポータブルスキル」とは、職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのこと、だそう。

昨今、終身雇用が当たり前ではなくなりつつあることを受け、会社や業界を移っても活用できる「ポータブルスキル」を磨くことが重要になっている。

終身雇用ではないのでポータブルスキルは必須

ポータブルスキルを身にけることを重視するかどうか問うと、「重視する」と回答した学生が38.9%に上った。「どちらかと言えば重視する」40.1%を合わせると、約8割の学生が「ポータブルスキル」の習得を重視していることが分かる。

「1つの企業、1つの部署でのみで役立つスキルではなく、どこでも活用できるスキルを身に付けたい」「就職した会社から転職するかもしれないので、どこでも通用するスキルを習得したい」「会社が倒産するなど、転職しないといけなくなった際に困らないようにしたい」「終身雇用ではないので、必須だと思う」「ポータブルスキルがあれば、より選択肢が拡がると思う」などの声が寄せられた。

就職活動で、企業の研修・教育制度を知ると「志望度が上がる」

就職活動において、企業の研修・教育制度を知ると志望度が上がるかどうかを問うと、「志望度が上がる」と回答した学生が46.9%に上った。「どちらかと言えば志望度が上がる」38.9%を合わせると、9割に迫る学生が、研修・教育制度を知ると志望度が上がるとしている。

「研修内容を知ると、入社後のキャリアを想像しやすい」「身に付けられるスキルを意識して、応募する企業を決めている」「就職後も学び続け、知識やスキルをアップデートすることが必要だと思う」などの声が上がった。

スキル習得への関心が高まる

株式会社学情の調査担当者は今回の就活意識調査の結果に対し、次のように所感を述べる。

「終身雇用が当たり前ではなくなりつつあることを受け、会社や業界を移っても活用できる『ポータブルスキル』を磨くことへの関心が高くなっています。『就職した会社から転職するかもしれないので、どこでも通用するスキルを習得したい』『就職後も学び続け、知識やスキルをアップデートすることが必要だと思う』といった声が上がっており、希望するキャリアを実現するために、就職後も学び続けたいという意向がうかがえます」

(取材・文/大友康子)