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帰国までの賢いスケジューリング② 子どもの年齢別、結果を出すための極意とは?

不測の事態で、様々な予定の再調整が必要になることも多い昨今。受けるダメージを最小限にするにはあらかじめスケジュールをイメージしておき、いざというときに調整しなおせる範囲を把握しておくことが得策です。そこで専門家に、スケジュール管理の「お子さんの年齢別」の極意を伺いました。

 

●●お子さんが小学校低学年の場合●●

●POINT●

  • 本人が帰国後の希望を絵で描く
  • 補足文と一緒によく見える場所に貼る

子どもと保護者自身の帰国後の希望をすり合わせながら目的を設定。「その際、目的のイメージ図をお子さんに好きな色を使って描いてもらうと、興味やモチベーションがアップします。親御さんは、そのイメージ図に、より楽しい未来が想像できるような文章を添え、お子さんの目によく入るリビングの一角などに貼ります。加えて、『今の目標』『次の目標』『その次の目標』というような段階別の目標を親子で考えて紙に文字で書き、イメージ図と一緒に貼ります」(原田氏)

 

●●お子さんが小学校高学年の場合●●

●POINT●

  • 本人が絵と文字で目的と目標を可視化
  • 毎日、日誌をつけて1日を振り返る

目的と目標の設定方法は低学年と同様。設定したら、本人に絵と文字の両方を使って紙に起こしてもらう。そして「近い目標を達成するために今するべきことは何か」を明らかにするために、日誌を習慣化するよう促す。

「日誌は朝晩に分けて。朝の項目は『今日やりたいこと』『そのために準備することは何か』、夜の項目は『今日1日でよかったこと』『もう一度やり直せるならどうする?』のみ。書くことが負担にならないように、それぞれ、ひと言ずつで大丈夫です」(原田氏)

 

●●お子さんが中学生や高校生の場合●●

●POINT●

  • 目的の設定は本人にまかせても!
  • 目標達成の道すじをしっかりつける

親子で、あるいは本人だけで目的を設定し、文章で記録。その目的に向けた目標を達成する道すじをつけるために、オープンウィンドウ64というツールを活用するよう子どもに提案するのが原田氏のおすすめだ。記入例を見てみよう。

「これは8×8=64のマスに目標達成に向けた具体的な行動を書き込むことで、今やるべきことを自分で明確にするツールです。書き込む順番は中央、その周りの8マス、そしてその周りの64マス。目標を中心にして行動を具現化するのです。ちなみにメジャーリーガーの大谷翔平選手は、高校時代からオープンウィンドウ64をたくさん書いていました。高1の時点で書いたものの中央には『ドラ1、8球団』という目標が、中央の周りの8マスには体作り、メンタル、スピード160km/hなどが記されていました」(原田氏)

 

 

お話を伺った方

原田教育研究所 代表取締役社長 メンタルトレーナー

原田隆史氏

上記ほか、クラスジャパン小中学園校長などの肩書きを持つ元公立中学校体育教師。著書は『一流の達成力』『最高の教師がマンガで教える勝利のメンタル』など多数。

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