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国境なき医師団「世界といのちの教室」オンライン開催中<前編>

小学校5・6年生対象、人道危機と人道援助について考えるプログラム

国境なき医師団(Medecins Sans Frontieres。以下、MSF)は、小学校5・6年生を対象とする教育プログラム「世界といのちの教室」を10月より開始した。同プログラムは、将来を担う子どもたちが世界各地の人道危機に目を向け、人道援助に対する理解を深めることなどを目的にMSFが開発したもの。昨年度までは小学校にて出張教室を行っていたが、今年度はコロナ禍で対面授業が難しいことから、オンライン教室に切り替えた。

「世界といのちの教室」を実施しているのは、世界各地で医療・人道援助活動に従事しているMSFのスタッフとボランティアによるチーム。プログラムの前半では、世界の人道危機の状況と人道援助という仕事について動画やクイズを用いながら学ぶ。後半では、救う命に優先順位をつけなければならない事態を想定するなど、児童にMSFが独立・中立・公平の人道援助の原則を維持する中で直面するジレンマを疑似体験してもらい、ワークショップを行う。終盤では、児童一人ひとりができることを考えていく。

2021年1月以降、月1回オンライン開催する予定。参加募集は12月14日から(詳細は下記)。

オンラインだから海外在住の児童も参加できる

オンライン(ZOOM)開催となったことで、「グループディスカッションでは、初めてオンラインで顔を合わせる子どもたちが意見交換しやすいように、ボランティアが各グループに入ってサポートしています。また、親御さんにも一緒に参加してサポートいただいています。ご家族で人道危機や人道援助について考える機会にしていただければと思います」と、特定非営利活動法人 国境なき医師団日本の広報担当、都築彩(つづき・あや)氏は話す。

海外在住の児童も参加可能。すでに終了した第1回(10月25日実施)には、海外からの参加者もいたという。参加者の感想は、明日配信の<後編>にて紹介する。

オンライン「世界といのちの教室」実施概要

参加者募集要項

  • 対象学年:小学校5・6年生 ※保護者のサポートが必要
  • 募集人数:各回20名 ※応募多数の場合は抽選
  • 参加費:無料 ※オンライン教室(ZOOM)に参加するためのデバイスは参加者が各自用意、通信料は参加者の負担
  • 応募方法:公式サイトの申込みフォームから保護者による申し込み ※申し込みフォームは募集期間の開始とともに掲載

実施日時・募集期間

第1回/2020年10月25日(日)午前10:00‐12:00(終了)
募集期間:2020年9月30日(水)~10月15日(木)正午(終了)>

第2回/2020年12月6日(日)午前10:00‐12:00(受付終了)
募集期間:2020年9月30日(水)~10月15日(木)正午(受付終了)>

第3回/2021年1月24日(日)午前10:00‐12:00
<募集期間:2020年12月14日(月)~12月27日(日)>

第4回/2021年2月21日(日)午前10:00‐12:00
<募集期間:2021年1月25日(月)~2月7日(日)>

第5回/2021年3月14日(日)午前10:00‐12:00
<募集期間:2021年2月15日(月)~2月28日(日)>

 

写真提供:特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
(取材・文/中山恵子)

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