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運動遊びプログラム「JUMP-JAM」体験イベントをリポート

風船遊びやジャンケンも立派な運動に!

現代の子どもたちは体を動かす機会が少なく、運動能力や体力が低下していると報告されている。こうした現状に対して、児童健全育成推進財団とナイキは運動遊びプログラム「JUMP-JAM」を開発し、東京都内の児童館で実施している。JUMP-JAMの詳細は1月24日掲載の記事で紹介したが、今回は体験イベントの様子をリポートする。

2020年2月1日(土)、東京都墨田区にある興望館の体育館にて、「SUMIDA JUMP-JAM Park」が開催された。近隣の6つの児童館をふだん利用している小学生と保護者が対象で、児童47名、保護者29名が参加した。

最初のゲームは、「風船バレーボール」。風船を手でパスしたら、次は足で、頭で、というように徐々に体の動きを大きくしながらウォーミングアップ。次の「ジャンケンベースボール」は、相手とジャンケンをして勝ったら次の塁へと進めるゲームで、意外と運動量が多そうだ。その後は、相手とジャンケンをして、勝ったらバンザイ、負けたらしゃがんで床にタッチをするという「コーディネーションジャンケン」。単純な遊びだが、この日は全員がペットボトルのキャップを1個持ち、ジャンケンに勝ったら相手のキャップをもらえる、という独自のルールが加えられていた。JUMP-JAMではゲームごとに遊び方を設けているが、アレンジも自由だ。

手に乗せたキャップを落とさずに走れる?


終盤は「奪取ダッシュ」のリレーで盛り上がった。ダッシュしてペットボトルのキャップを取り、それを手の甲に乗せながら戻ってくるのだが、キャップを落さないように慎重に走らないといけないスリリングなゲームだ。そして結果発表は、早く走ったチームが勝ち、ではなく、“キャップの裏に当たりマークがあるかどうか”だった。子どもたちは意外な展開に驚いたり喜んだりと大はしゃぎ。勝負にこだわらないところも“JUMP-JAMらしさ”だ。

「運動に対して苦手意識を持っている子どもは、勝ち負けを決めるとさらに運動嫌いになってしまうようです。ですから、あえてそこには言及せず、“楽しかったね”で終わらせたりしています」と、児童健全育成推進財団・総務部長の阿南健太郎(あなん・けんたろう)氏は話す。ゲームを進行する児童館職員は研修を受けており、サポートや盛り上げ方も素晴らしい。子どもも大人も存分に楽しんでいたようだった。

JUMP-JAMのゲームは自宅でも行うことができる。前出の「コーディネーションジャンケン」や、ペットボトルキャップを手の甲に乗せて相手のキャップを落とそうとしたり相手の攻撃を避けたりする「キャップおに」などは、場所を選ばないので取り入れやすい。ぜひ親子や兄弟、友達同士で一緒に遊びながら体を動かしてほしい。

3枚目の写真提供/児童健全育成推進財団
(取材・文/中山恵子)

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