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職業体験参加者の54.4%が「進路や就職への考えに影響」と回答

企業と連携し、子どもたちに社会体験の場を提供

子どもたちを対象にした職業体験や最新テクノロジーに触れられるプログラムを提供している「フューチャー イノベーション フォーラム」(略称:FIF、事務局:東京都品川区)が、2010~2015年度に実施した職業体験プログラムに参加した子どもたちの追跡調査を実施した。

FIFは「イノベーションで人と社会を豊かに」というコンセプトのもと2006年に発足した社会貢献団体。子どもたちを対象とした「Kids Innovation Lab」では、職業体験やアイデアソン(アイデアとマラソンを組み合わせた造語で、新しいアイデアを生み出すために行われるイベント)など、協業しながら社会課題を解決する「ソーシャル」プログラムを提供している。

プログラムのコンセプトは「未来につながる特別な一日を」。たとえば、佐川急便と協力して運営している職業体験プログラムは過去12回にも及び、普段は見ることができない特殊なトラックや荷物の鮮度を保つクール室、大型物流施設などの見学や、テレビ電話を通じて国内外の物流の仕組みを子どもたちに学んでもらった。また、トップとの質疑応答など、経営者と交流する機会も設けるなど、子どもたちが早い段階から社会に関心を持つことにも期待を寄せている。

職業体験参加者の86%が「今でも心に残っている」と回答

「ソーシャル」プログラムに「コンピューティング」プログラムの参加者も含めると、これまでにのべ2,560名の子どもたちがFIFの体験プログラムに参加。今回で5回目となる追跡調査では、86.0%の子どもたちが数年経過した現在でも職業体験のことを心に留めており、半数を超える54.4%が「イベントでの経験がその後の進路や就職に対する考えに影響した」と回答している。

「社会を身近に感じれるようになった」という意識の変化が多数うかがえた今回の調査。後半では、参加者から寄せられたリアルなコメントを紹介したい。

※調査対象:2010~2015年度実施イベントの参加者のべ280名。参加当時の学年は小学4年生~中学3年生で、調査時は高校1年生~社会人 回答者数:57名(回答率20.4%)

※実施イベント:エネルギーの最前線(ENEOS)、首都高の最前線(首都高速道路)、職場訪問デー(コマツ、首都高速道路、フューチャー)、セキュリティの最前線(ALSOK)、ソフトドリンクの最前線(アサヒ飲料)、はたらくクルマの最前線(コマツ)、物流の最前線(佐川急便)

(取材・文/松井さおり)

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