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我が子の防災対策は万全?(前編)

9月1日は「防災の日」。家庭での防災対策はできているだろうか。地震や台風、大雨による被害が多い日本はもちろん、海外でも自然災害は発生しているので、どこに住んでいても命を守るための備えは大切だ。子どものいる家庭では、子どもにも防災知識を教えておく必要がある。

子ども向け防災学習コンテンツで学ぼう

一般的な防災情報は、本やサイト、自治体のリーフレットなどから入手できる。また、東京都が女性の視点からの防災対策をまとめた『東京くらし防災』(HPより閲覧が可能)なども役立つ。しかし、子ども視点のものはそう多くはない。そんな中、ママ向け防災メディア『いつもしも』が作成したのが、子ども向け防災学習コンテンツ『いつもしも with Kids』だ。小学生の子を持つスタッフが「うちの子、非常口がわからなかったの。読めなくて」と何気なく明かした一言から生まれたサイトだという。そこで、『いつもしも with Kids』編集部のノマリ氏に、サイトの特徴や活用方法について話を聞いた。

「“ママと子どものリアル防災”を掲げている『いつもしも』では、ママたちの率直な意見を大切に制作しています。非常口の話もそのひとつです。“非常口”は小学校低学年の子は読めなくて当然ですが、親としては習う前に知っておいてほしい漢字です。“ひじょうぐち”という言葉や、もしものときは“ひじょうぐち”から逃げる、ということを知っていても、“非常口”の案内が読めなければそこに向かって行くことはできません。こうした親子間のギャップは、以前子どもに公衆電話を使わせてみたときにも痛感したことがありました。ボタンのプッシュ音を知らない、電話番号の概念を知らない、など子どもと一緒に実践しないと気づけないことは想像以上に多くあります。そこで、親子のリアルに寄り添った防災情報が必要だという話になり、このコンテンツが生まれました」

公衆電話をかけたことがないという子どもは多い

家庭でできる防災対策を子どもとやってみよう

『いつもしも with Kids』は、アルファ米の作り方を写真付きで見せるなど家庭でできる防災対策を解説した「やってみよう」、災害に関する子どもの疑問に答える「Q&A」、学習しながら防災も学べる「ドリル」で構成されている。小学校低学年の子と親が一緒に見て学べる内容だが、中学年以上の子どもなら1人でも理解できるように簡潔にまとめられている。

アルファ米の作り方の手順を写真付きで丁寧に紹介

また、子どもがある程度の年齢になると1人で遊びに行ったりすることも増えてくるが、外出時に持ち歩きたいグッズを紹介したり、緊急連絡先などを書いたミニブック(おたすけミニブック)がダウンロードできるようになっていたりと、実践的な内容も多いのが特長だ。明日掲載の(後編)に続く。

(取材・文/中山恵子)