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分かりにくい共通テストの基礎の基礎がまるわかり!になるWEB記事をご紹介(前編)

大学入試センターは6月30日、「大学入学共通テスト」を当初の予定通り来年1月16・17日の2日間行うなど、「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」を発表した。

それを受けて、学習参考書を出版する版元24社からなる学習参考書協会は7月末日、協会WEBサイトに掲載の記事「『大学入学共通テスト』の基礎知識」を更新。受験生や保護者向けに、共通テストとはどんな試験なのか、最低限知っておきたいことをまとめている。以下、内容をいこう。

① 従来のセンター試験との違い

共通テストでは、より思考力、判断力、表現力を発揮して解くことが求められる問題を重視し、日常的な題材を扱った問題や複数の資料を読み取るような問題が出題される。

例えば、国語の現代文では、従来は評論文と小説が扱われていたが、共通テストの導入に先立って行われた試行調査ではポスターや法律の条文といった実用的な文章を読み取る問題が出題された。また数学では、エネルギーと脂質を抑えるための食品の組み合わせを考えさせるなど、日常生活から数学的な問題を見いだす力が試された。日常的な題材を扱った問題や複数の資料を読み取るような問題は、理科や社会でも出題されている。

ただ、思考力を問うような問題はセンター試験でも出題されてきた。また、高校で履修する内容が変わったわけではないので、出題科目や出題範囲はセンター試験と同じであり、「共通テストの対策としては過去問も上手に活用しましょう」と記事ではアドバイスしている。

② 英語はリスニングの割合が急増

共通テストの英語では、従来の「筆記」が「リーディング」に改称され、「読むこと」に特化した内容になる。また、センター試験では「筆記200点・リスニング50点」の「4:1」だった配点が、「リーディング100点・リスニング100点」の「1:1」の配点になる。

ただし、実際の入試でどの技能に比重を置くかは各大学の判断による。リーディングとリスニングの点数を「4:1」や「3:1」に換算して入試に用いる大学もある。大学の募集要項で必ず確認することが重要だ。

また、 センター試験のリスニングでは問題音声はすべて2回ずつ読み上げられたが、共通テストでは実際のコミュニケーションを想定して「1回読み」の問題も出題される。聞き逃しが許されないため、リスニング対策がより重要になる。

画像提供︓学習参考書協会

英語の変更点の大きさに驚いた保護者も多いのではないだろうか? 明日公開の後編では、「共通テストのスケジュール」から見ていこう。

(取材・文/大友康子)

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