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子どもの自然体験に関する保護者の意識調査(前編)

写真と食の力で子どもの幸せを創ることを目指す総合保育テックサービス「はいチーズ!」を提供する千株式会社は、未就学児、園・学校に通う子どもを持つ親1,677名を対象に「子どもの自然体験に関する保護者の意識調査」を実施した。

同社は、「自然体験というとハードルが高いかもしれませんが、本調査がご家庭や園関係者の方々などにとって、自然体験について見直す一助となれば幸いです」と、調査結果を発表した。

子どもの自然体験に関心のある保護者は9割以上

子どもの自然体験(自然と触れ合うような機会・体験)に関心があるかどうか質問したところ、52.71%が「とても関心がある」、42.28%が「関心がある」と回答。合わせて約95%の保護者が子どもの自然体験に興味があるという結果になった。

自然体験に取り組みたいが取り組めていない保護者は約29%

自然体験について、取り組んでいるかどうか質問したところ、「取り組みたいが取り組めていない」と回答した保護者が全体の29.16%だった。これは「園・学校で行っている」(54.03%)、「家庭で行っている」(51.88%)に次いで3番目に高い数字で、保護者の3人に1人は自然体験に意欲的でありつつも何らかの理由で取り組めていないことがわかった。

その理由を質問したところ、「時間がないから」(60.33%)を選択した保護者が一番多く、「自分に十分な知識がないから」(41.51%)、「自然のある場所が近くにないから」(37.63%)が続いた。こうした保護者の課題を解決するためにも、今後ますます園や学校の協力が求められそうだ。

明日もこの調査結果の続きを見ていこう。

(取材・文/小野眞由子)