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コロナ禍で若者の意識はどう変わった?<前編>

今年4月から日本では成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることになり、先日は20歳成年時代の最後の成人式が行われた。昨年に引き続きコロナ禍での式典となったが、式典に限らず、学業、部活動、学園祭などの大規模行事、遊び、旅行など多くのことが思うようにできずに貴重な10代後半を過ごした世代は、今、何を思っているのだろうか。将来の夢や希望に何かしらの影響を及ぼしているのだろうか。『若者のライフスタイルに関するアンケート調査』という興味深い方向があったので、その一部を紹介したい。

本調査は、CCCマーケティング株式会社により、18~20歳の男女600名にインターネット上での意識調査「Tアンケート」として実施された。2016年より継続して行われているという。

未来に漠然とした不安を抱えている

いま悩んでいることが何であるかを複数選択で聞いたところ、1位は「今後の未来のこと」(48.0%)、2位は「お金のこと」(47.2%)、3位は「仕事・就職のこと」(39.2%)という結果に。年齢別に見てみると、18歳と20歳の1位は「今後の未来のこと」が過半数を占め、昨年と比較しても「今後の未来のこと」が1.7ポイント、「お金のこと」が1.5ポイント増え、将来に対する漠然とした不安感が募っていることが見て取れる。(※2020年は実施していない)

学問より趣味に取り組みたい若者がやや増加

2022年に積極的に取り組みたい・チャレンジしたいことは何であるかを複数選択で聞いたところ、1位は「趣味」(46.7%)、2位は「学問」(43.7%)、3位は「アルバイト」(33.7%)、4位は「資格取得」(32.0%)、5位は「旅行」(27.7%)となりました。昨年と比較して上位3つに大きな変動はないものの、昨年は2位の「趣味」が今年は逆転。コロナ禍で、若者がプライベートをより重視する傾向が強くなっているのではないかと考えられる。

コロナが将来に影響を及ぼしたと思っている若者は6割

新型コロナウイルス感染症による生活の変化が、自分の将来に影響を及ぼしたかどうかを聞いたところ、「とても影響を及ぼした」「まあまあ影響を及ぼした」の合計は57.5%という結果に。半数以上の若者にとって、コロナ禍が何らかの影響を与えていることが分かった。

若者たちが望むライフスタイルなどについては、明日掲載の<後編>で紹介する。
(取材・文/中山恵子)