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帰国生入試で高校に入る方法② ~情報収集~

国際化が進む中で、海外から帰国した生徒(帰国生)を受け入れる高校は、国公私立を問わず日本全国で増加中。高校での「帰国生入試」の概要、実態、準備方法をお伝えします。

滞在時からの準備

【情報収集】

志望校の選定は、海外にいても可能だ。インターネットでウェブサイトを閲覧したり、海外から書籍を入手したりするほか、日本からの駐在員が多い都市などに滞在していれば、現地の進学塾で情報を大量に仕入れることもできるだろう。

選ぶ際、帰国生を受け入れている日本国内の学校の体制は大きく3つ(下記参照)に分かれることをふまえ、親子で比較・検討してみよう。

帰国生受け入れ校の教育体制の代表例

  1. 帰国生の受け入れを主な目的として設置され、生徒の大半を占める帰国生のことを中心に位置付ける教育環境を持つ学校。
  2. 帰国生受け入れが主な目的ではないが、日本語の補習や一般生とは異なる特別な語学クラス、帰国生にも対応した生活指導センターなど、帰国生に対する“何らか”の体制を持つ学校。
  3. 帰国生枠での入試制度は設けるが、帰国生を対象にした特別な受け入れ体制を持たず、基本的には一般生と同様の教育を行う学校。

帰国生が多く滞在する学校でも「試験内容は国内一般生とほぼ同じ」ということもあります。

志望校が固まり始めたら、実際に学校へ足を運んでみたい。
帰国生を受け入れている学校では、帰国生に対応した学校説明会や入試説明会を開催するだけでなく、事前に問い合わせれば個別の学校訪問に応じてくれるところが数多い。

さらには、文化祭などの行事を公開していれば、それに行ってみるのも一案だろう。里帰りや一時帰国を利用して、参加してみることをぜひおすすめする。

ただし、参加には事前の予約が必要になる場合や、帰国生としての資格認定を義務付けている学校もあるので、計画はお早めに。

出願書類の手配&作成上の注意点

出願書類の入手開始時期は、「4月入学」の場合は入学前年の7月頃、「9月入学」では入学の数カ月前の6月頃からが一般的です。

入学願書一式 最近はインターネット上で出願できるWEB出願の採用校が増えているが、すべてをWEBで行えるわけではなく、WEB出願後に成績証明書や推薦書などの送付が必要になることも覚えておこう。
現地在籍校の在学・卒業・成績証明書(*) 学校により提出書類は異なるが、在学・卒業証明書に加え、成績証明書(原紙)、または成績表のコピー提出が通常。「厳封」は現地の先生に説明が必要。和訳添付の場合、教科名や成績表の評価の基準も説明しておく(例:1が一番よく、5が一番悪いなど)。
海外在留
証明書
海外に何年在留していたかを証明する書類で、通常保護者の勤務先が発行する。パスポートコピーの提出で出国・帰国日を確認する学校や、規定の用紙への記入、勤務先の公印を求める学校もある。
海外滞在歴一覧・志望理由書 本人作成の海外滞在歴の提出を求める学校も多い。出入国日や、小学校以降に転出・転入した日は、きちんと記録に残しておく。志望理由書は考えをまとめ、丁寧に自筆する。
受験料納入
証明書
支払い方法は3つ。

  1. 受験料を出願時に現金で直接支払う学校
  2. 前もって銀行振り込みとし、その領収証を出願書類に添付する学校
  3. クレジットカードで決済する学校

ネットバンキングやATM振り込みでは領収書がもらえないため、海外から出願する場合は、振り込みの手段を確認し、必要なら親戚などに依頼を。クレジットカード決済は、WEB出願を採用する学校で可能となっている。

日本国内の中学校の成績証明書(調査書) 帰国後、日本国内の中学校に在籍した場合は、成績証明書(調査書)が必要になる(一般生と同じもの)。入試の日程を考え、早めに中学校の担任に依頼することを心掛けたい。

*このほかに、語学運用能力のスコア・各種表彰状などの提出を求める学校もある。

情報の窓口
~海外から取り寄せできる進学ガイドブック~

『帰国子女のための学校便覧』
編・発行/(財)海外子女教育振興財団

『帰国生への学校案内≪関西≫』
Mail:kakehashi@kansai.email.ne.jp
編・発行/関西帰国生親の会かけはし

『母親が歩いて見た帰国生のための学校案内中学・高校編 首都圏版』
編・発行/フレンズ 帰国生 母の会

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