Press "Enter" to skip to content

海外からの保活体験記②|東アフリカ・モザンビークからの保活

保活体験記連載第2回の今回は、夫の海外赴任に3歳半の長男とともに帯同したM・Mさんの体験記を紹介しよう。渡航先は東アフリカに位置するモザンビーク。2017年からの帯同生活だったが、長男の小学校進学を見据え、赴任期間の途中ながら先に母子2人で帰国する道を選んだという。小学校の入学予定となる2020年4月からさかのぼり、約半年前の帰国となった。

帰国後もフルタイムの勤務を目指して

渡航前はフルタイムで仕事をしていたM・Mさんは、帰国後も同様に働くことを考えていた。

「私がフルタイムで働き、息子には学童保育をと考えていました。そうなると、小学校入学のタイミングで帰国しても手続きなどが間に合うかわかりません。加えて小学校入学まで利用する保育園を探さなくてはいけませんので、帰国は入学半年前、保活はその3~4ヵ月前と設定しました」

帰国後の居住地は東京都で、おおよその地区は決めていた。保活はまずWebサイトのチェックから始めたという。
「当時、息子は年長で、保育園の空きを調べてみたら選択肢は4、5ヵ所。現地からやり取りをして、一時帰国時にはいくつかの園を見学しました。ただ、見学していくうちに迷いも出てきました。モザンビークではプリスクールから高校まで一緒というインターナショナルスクールに通っていたのですが、とても広くて、のびのびと過ごせる環境。日本の保育園は都心ということもあって狭く、遊び場所も限られている印象でした。とはいえ、帰国後の私の仕事も決まり、空きのある保育園に行くしかないと考えていました」

英語と国際感覚を維持できるバイリンガルプリスクール

帰国前後のM・Mさんは、保育園への申し込みをはじめ、各種の手続きに忙殺されていた。
「日本帰国中にたまたま訪れた場所でバイリンガルプリスクールの看板を目にしました。気になったので調べてみたんですが、思いのほか私のニーズに合っていたんですよね。また、息子が小学校に入ったら英語の学童保育を利用しようと考えていたのですが、保育園で過ごす半年の間、どうやって英語力を維持させるのかが悩みでした。まだ5歳ですから、使わないとすぐに忘れてしまうでしょう。それで、バイリンガルプリスクールはよい選択だなと」

偶然見つけたバイリンガルプリスクールだが、条件を満たしていたので申し込み、結果、無事入学することができた。
「息子がモザンビーグで通っていたインターナショナルスクールは、国際バカロレア(IB)認定校でした。様々な国の人が学んでいるので、自分と文化の異なる人がいるということを肌感覚として持てていたんです。相手とコミュニケーションしようという気持ちや、相手を思いやる優しい気持ちがあれば、誰とでとも仲良く一緒に学べるということを現地での学校生活を通して学んでいました。ですから、せっかく培ったその感覚をリセットするのはもったいないと。この思いがバイリンガルプリスクールという選択肢に対する後押しになりました。当時通っていたのと同じ国際バカロレア認定校というのが大きかったですね」

「実際に通ってみて、すごくよかったなと思います。現地で通っていたのと同じ国際バカロレア認定校で、自由な雰囲気のあるプリスクールです。母国語である日本語も大切にしながら、英語力も維持できています。海外の国際バカロレア認定校で身につけた国際感覚、そして自分の頭で考える習慣を継続できています」

小学校進学を見据えた選択を

M・Mさんに海外在住のご家族へのアドバイスを伺った。
「帰国してからの住まい探しで保育園の状況を考慮することはもちろんですが、子どもが年長の年齢になっているなら、小学校もあわせて調べたほうがよさそうですね。また息子のように5歳にもなれば認定保育園にも余裕ができています。年少での保活に比べると選択肢がやや多いかと感じました」

「モザンビーグでは、親子で様々な経験をして視野を広げることができました。未知の国への帯同ということでわくわく感も持っていましたが、馴染みのないポルトガル語圏ということで、当初は不安も。でも、遠慮しすぎないようにして、心を開いて過ごしていたら、国を越えて支え合える友達ができました。保活についても、あまり思い詰めたりせず、『なるようになる』と肩の力を抜いて取り組むくらいがいいのかもしれません」

お話を伺った方

M・Mさん
滞在国:モザンビーク
滞在期間:2017年~2019年

Copyright © 2008 - 2018 帰国便利帳 All Rights Reserved.