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漢字を愉快に覚えられるお笑い芸人の人気動画(前編)

難読漢字「鬱」をパーツごとに分解し、くせになる面白さで二度と忘れない

海外で現地校やインターナショナルスクールに通っているお子さんは、漢字に苦手意識があるかもしれない。それなら、お笑いコンビ「オジンオズボーン」篠宮暁(しのみや・あきら)さんの「漢字の覚え方動画」を見てはいかがだろう?

篠宮さんが漢字の覚え方動画を配信したのは一昨年10月、難しい漢字とされる「鬱(うつ)」の一風変わった覚え方をツイッターに投稿したのが最初。以来人気はうなぎのぼりで動画配信スタートから約2年半経った5月末現在、再生回数は377万回を突破している。

動画では「鬱」の文字をパーツごとに分解し、「木缶木ワ凶(キカンキワキョウ)、ワチョワチョワチョワチョ、ヒミ~」と独特の節をつけて叫ぶ。凶に4つ点を打つ部分を「ワチョワチョワチョワチョ」と表現した部分がなんとも面白く、「ヒミ~」と尻上がりのイントネーションもユニーク。「ミ」の向きが逆なのは残念だが、ご愛敬。この面白さは子どもたちに受ける! 漢字に興味のない子も、きっと面白がるはずだ。

小学校の各学年で習う漢字の覚え方動画も多数公開

その後、自身のYouTubeチャンネル「ぱのみや」で続々と漢字の覚え方動画を公開。

鬱と同様に、林檎(りんご)、薔薇(ばら)、麒麟(きりん)といった難しい漢字をくせになる面白さで楽しく紹介している。また、小学校の各学年で習う漢字の覚え方を紹介する動画も多数アップされているので、小学生のお子さんは自分の学年などの漢字動画をいろいろ見てみるといいだろう。

篠宮さんが漢字の先生として、小学生ユーチューバー姉妹に漢字を教える動画「【小2小6漢字を予習】ゆわももちゃんに漢字を徹底指導」なども、まさに自分が漢字を教えてもらっている感覚で楽しい。

明日は漢字の覚え方動画のなかでも、海外生・帰国生にピッタリの「【伝わるか?】鎧の書き方を外国人に教えてみた」などを見てみよう。

(取材・文/大友康子)