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国連職員や外交官育成のプログラムスタート! 関西学院大学

大学の使命としてのグローバルリーダー輩出を

2017年4月、本学は副専攻として「国連・外交プログラム」をスタートさせました。

同プログラムは、文部科学省から「スーパーグローバル大学創成支援事業」として採択を受けた、本学の「ブローバル・アカデミック・ポート」構想における5本柱のひとつ「国連・国際機関等へのゲートウェイ創設」を具現化したもの。

国連をはじめとした国際機関職員や外交官として、世界の公共の場で活躍するために必要な高い専門性と、さまざまな能力を身に付けることを目標としています。

大学院でも、同じく2017年度に「国連・外交コース」を開設。希望する研究科に所属しつつ、副専攻として国連・外交に関する専門的な知識を、日本にいながらすべて英語で学べるコースとなっています。

本学と国連との教育交流の歴史は長く、1997年の国連本部での学生研修開始に始まります。その後も、アジア初の国連ユースボランティア学生派遣開始(2004年~)、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携した難民入試の導入(2007年~)、「国連ユースボランティア」派遣日本訓練センターの開設(2013年)、UNDP(国連開発計画)・UNFPA(国連人口基金)との連携協定締結(2016年)など、数多くの実績・成果を残してきました。

そのため、国連など国際機関で活躍する人材の輩出は、本学の使命のひとつであり、本学だからできる国際貢献の在り方だと捉えています。

大学副専攻「国連・外交プログラム」

副専攻「国連・外交プログラム」は、世界の公共の場で活躍するリーダーに必要な能力を身に付けていくプログラムです。

どの学部、どのキャンパスにいても参加できる「全学プログラム」で、所属する学部で専門性を高めながら、国連ユースボランティアをはじめとする海外プログラムに挑戦し、若いうちから国際的なセンスを自然に身に付けられるものとなっています。

本学は、国連・国際機関、外交関連組織、国際協力機構(JICA)や国際NGOなど、多くの国際機関と強いパートナーシップを持っています。

そのため、本プログラムは、本学がこれまで構築してきたこれら機関との国際プログラムを有機的に結びつけた内容で展開されます。教授陣は全学で連携し、国際的なキャリアを長く積んだ担当教員が指導します。将来、「国際社会で活躍してみたい」という希望を持つ学生を、強力にバックアップしていきます。

大学院副専攻「国連・外交コース」

国連をはじめとする国際機関で活躍する人材輩出を目的としたコースです。希望する研究科で主専攻を深く修得しつつ、副専攻として国連職員採用基準(国連コンピテンシーフレームワーク)に沿ったカリキュラムが学べるようになっています。

国連で働くためには、修士号の取得とともに、国際機関での業務遂行に求められる専門分野の職務経験を積む必要があります。

このキャリア支援のために、本学は外部機関と連携して「関学国際機関人事センター」(外務省国際機関人事センターと連携)と「国連グローバルコンパクト支援関学センター」(国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンと連携)を開設。両センターが修了生一人ひとりの目指すキャリアをきめ細かく長期的にサポートしていきます。

大学副専攻「国連・外交プログラム」

(以下は17年度入学生対象例・募集店員20名・募集時期11月上旬・修了単位数32単位)

大学院終了後のキャリア 国連・国際機関職員、外交官などを目指す場合(例)

1、派遣前・導入科目 4単位

海外でのフィールドワーク・ボランティアなどに備えて、派遣前に身につけておくべき基礎的知識・技能を修得

国際情報分析

国際的な情報・知識を自分で分析する力を養う

教育開発論

国の発展のための教育の重要性を学び、教育の分野での開発の仕組み、方法を知る

グローバルゼミA

グローバル社会の諸課題をトピックとして、プレゼンやディスカッション力を磨く

2、実践科目 6単位

国連ユースボランティア

世界各国の国連機関の事務所で約5ヵ国、ボランティアとして開発支援などに携わる

国際社会貢献活動

JICAや赤十字国際委員会等で、教育支援、環境保全、平和構築などの分野で活動する

国連セミナー

ニューヨークの国連本部を訪問し、国連の役割や課題、実際の業務を学ぶ

3、派遣後履修科目

Career Seminar for Inter-natiional Organizations

国際機関のために、キャリア設計や必要となる能力を学ぶ

4、研究科への進学/大学院「国連・外交コース」の履修

学部終了後のキャリア 外交官、国際NGO、グローバル企業などを目指す目指す場合(例)

1、学部関連科目 8単位

国際公共分野で必要となる。専門性の土台を身につける

2、自由選択科目 12単位

大学グローバル入学試験とは

秀でた英語コミュニケーション能力を有する方や、国際交流体験による異文化社会における経験を有する方で、国際的課題に関して興味を持ち、課題解決のための提案に意欲を有する方を対象とした入学試験です。
※詳しくは本学試験情報サイトをご覧ください

国際貢献活動を志す者のための入学試験(神・文・社会・法・経済・商・人間福祉・国際・教育・総合対策学部)

  • 英語による資格試験のスコアを有する者
  • 全日本高校模擬国連大会に出場したことがある者
  • 文部科学省のしていするスーパーグローバルハイスクールにおいて、課題研究に取り組んだ者
  • 関西学院世界市民明石塾を修了した者、または修了予定のもの

英語能力・国際交流経験を有する者を対象とした入学試験(神・文・社会・法・経済・商・人間福祉・国際・教育・総合対策学部)

  • 英語による資格試験のスコアを有する者
  • 高等学校入学後、180日以上連続して留学経験を有する者(帰国生徒も含む)
  • 高等学校模擬国連の活動に取り組んでいる者
  • 英語関連の全国レベルの大会で、入賞実績のある者

インターナショナル・バカロレア入学試験(神・文・社会・法・経済・商・人間福祉・国際・教育・総合対策学部)

  • インターナショナル・バカロレア資格を取得、あるいは取得見込の者

グローバルキャリアを志す者のための入学試験 【英語エッセイ方式】(総合政策学部)

  • 英語コミュニケーション能力を評価してほしい者

グローバルサイエンティスト・エンジニア入学試験(理工学部)

  • 英語による資格試験のスコアを有する者
  • インターナショナル・バカロレア資格を取得、あるいは見込の人
  • 海外で自然化学技術コンテスト(国内予選大会)に出場した経験を有する者