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帰国前に何をすれば?現地校やインターからの中学受験、親子でやっておくべきこと

中学受験に挑むからには、より良い学校を選び、より良い結果を得たいはず。では、そのために海外滞在中の今、子どもが努力すべきこととは?親がフォローすべきことは何?帰国生の教育相談や講習会を行っている専門家にアドバイスをいただきました。

本人がやっておくべきこと

① 資格を取得しつつ英語力UP

英会話は得意でも、受験はまた別。英検など資格試験の勉強をすることが、帰国生入試の英語対策として有効だ。英検2級以上で英語の試験が免除になる学校もある。また、1級レベルの単語を長文の中で出すような学校もあるので、その対策にもなる。

② 漢字は読みだけでもできるように

他の教科にも影響しやすいので、完璧に書けなくても、せめて読めるようにしておく。漢字検定を受けるのも手。読書は名作などでなくとも、好きなテーマの本で積極的に。分からない言葉は辞書で調べる習慣をつけると語彙が増える。それにより、帰国後に困らなくなるし、受験勉強の下準備になる。

③ 算数は時間を図り計算に取り組む

受験の算数の問題は難しいため、親が方程式を使うなどして我流で教えるのは逆効果。そのため、塾があれば通うといいが、そうでなければ、1日10分などと決まった時間を計算練習に充てるとよい。決められた時間に勉強をする習慣づけにもなる。

④ 海外での生活・体験を書き留める

毎日でなくてもいいが、海外での生活や体験を書き留める。帰国生入試の面接や作文では海外での経験や日本と海外の違いを問われることが多い。そのためのネタ帳としても有効だ。記憶の整理と記録が目的なので、日本語・英語どちらで書いてもOK。

⑤ 公立小学校レベルの勉強をしておく

現地に塾がない場合、受験レベルの勉強は難しいため、まずは公立小学校レベルの勉強をしておくことが大切。受験のための基礎学力になるし、日本に戻った時にも役立つ。受験用の勉強は、一時帰国の際に塾の夏期講習や冬期講習に参加したり、通信講座など、専門家の力をうまく借りよう。

親がやっておくべきこと

① 子どもに豊富な体験の場を提供

滞在中に旅行に行くなど、海外体験を子どもに十分に与えたうえで、日記に書くよう勧めたり、食事の際に家族で話し合ったりして、体験だけで終わらせずアウトプットさせるよう心がける。こうした毎日の積み重ねが、帰国生入試での作文や面接に活きてくるはずだ。

② 他の子とは比べず、成績を把握

帰国子女と一口にいっても、滞在した国や地域、時期や期間など状況はさまざまなので、安易に他の子とは比べない。褒める時も以前と比べてできるようになったことを褒める。子どもの実力を正しく把握しておく必要はあるので、資格試験や模擬試験は積極的に受けさせよう。

③ ルールを決めて勉強習慣を定着

成績が伸びる下地となる勉強習慣を身に付けさせよう。本人はきついルールを設定しがちなので、親がチェックして軌道修正。「1時間勉強」などと大まかではなく、「計算、漢字、日記は毎日」「計算を10分、そのあと答え合わせと直しを5分」などと細かく決めると、だらけずに勉強できるようになる。

④ 志望校選びの軸を設定する

志望校選びは模擬試験の点数などだけで判断せずに、英語教育の充実や大学進学実績、自由な校風など、何を基準にするのか家庭の方針を定める。それにより、成績が上下しても迷わずに済む。JOBAのメール無料相談や、電話・面談での有料相談なども活用を。

⑤ 学校の情報収集を早めに行う

入試直前の夏は勉強も忙しく、興味がある学校を全部見学するのが難しくなる。小4、小5の頃から一時帰国の際に少しずつ学校見学に行っておこう。文化祭や部活動などの見学も効果的。毎年7月末に行う「JOBA学校フェア」は100校以上の学校が集まるので便利。親がやっておくべきこと

見事、帰国生入試を制した元受講生家族のエピソード

帰国生受験に長年携わってきた佐藤氏に、無理なく中学受験を制した例を伺った。

「アメリカの現地校に通い、見事第一志望(難関)に合格したあるお子さんのご家庭は、現地の友だちともよく遊ぶようにフォローするほか、ミュージカルなどにも頻繁に連れて行っていました。それがきっかけで子どもが自ら原作の読書をするようになったそうです。一時帰国ではJOBAの講習会にご参加いただき、アメリカに戻ったあとも、随時メール相談をいただくなど熱心でした。志望校(受験科目)を早い段階で定めたのも良かったようです」

お話を伺った方

佐藤純氏

佐藤純氏「JOBA帰国生相談員」

佐藤純氏
海外・帰国子女教育専門機関JOBAにて、帰国生を応援する。JOBAの通信教育や講習会、海外帰国子女センター試験、学校フェアについての詳細はHPでチェック

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