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〜2020年卒学生の1月1日時点の就職活動調査〜インターンシップ参加経験者は89.2%!

就職活動が本格始動する3月まであとわずかとなったが、2020年卒学生の準備状況はどこまで進んでいるのだろうか。

『株式会社ディスコ』(本社:東京都文京区)が2020年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に行った、1月1日時点での就職活動に関する調査の結果を紹介する。

調査概要

調査対象 2020年3月に卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答者数 1,210人(文系男子395人、文系女子366人、理系男子294人、理系女子155人)
調査方法 インターネット調査法
調査期間 2019年1月1日~7日
サンプリング キャリタス就活2020学生モニター(2016年卒以前は「日経就職ナビ・就職活動モニター」)

これによると「就職活動準備としてこれまでに行ったこと」のトップは「自己分析」(76.3%/前年度71.9%)。次いで「就職情報会社主催の就職準備イベントに参加」(72.2%/前年度55.9%)、「業界研究」(68.9%/前年度67.4%)と続く。

全体的にほとんどの項目で前年よりもポイントが増えており、学生たちが一層早く就職活動の準備に取りかかっていることがうかがえる。

就職活動準備でこれまでに行ったこと

その中でも、とりわけポイントを伸ばしていたのが「就職準備イベントへの参加」。前年よりも16.3ポイントも増加していた。また、インターンシップなどをきっかけに個別の会社に目を向けるタイミングが早まっているのか「企業研究」も前年の57.3%から66.8%と、9.5ポイントを伸ばした。

今回の調査では、インターンシップへの参加経験やそのプラグラム日数の調査結果も公表し、3カ年分のデータを比較している。

これによると、インターンシップの参加経験を持つ学生は約9割(89.2%)。前年も81.9%と高い水準だったが、今年はさらに7.3ポイント上回っており、就活生たちの間で就職活動開始前のインターンシップ参加が一般化していることがうかがえる。


インターシップ参加経験

プログラム日数ごとの参加状況として最も多かったのが「1日以内」の84.5%。前年よりも11.3ポイントも増加し、8割を越える結果となった。また、「2~4日間」も、前年より大幅に増加し、過半数に上った(50.2%)。一方、「5日以上」は36.1%と2年連続で減少。経団連が日数要件を撤廃したことから、今年は短期プログラムへの参加傾向が一層強まったようだ。


プログラム日数別参加状況

インターンシップの平均参加社数が最も多かったのも「1日以内」(4.8社)で、前年より0.7社増加。「2~4日間」(2.0社)は前年よりも0.3社増、「5日以上」(1.5社)は0.1社増と、1人あたりの参加社数は微増にとどまっている。

また、インターンシップに参加経験のある学生(全体の89.2%)を対象に、インターンシップ参加後に企業からアプローチを受けたか尋ねたところ、8割を越える86.0%の学生が「アプローチを受けた」と回答。前々年調査よりも9.1ポイント増加した。企業側がインターンシップ参加者に何らかのアプローチを起こすことが、近年では一般化してきていることがうかがえる。


インターンシップ参加後に企業から受けたアプローチの有無

最も多かったアプローチの内容としては「インターンシップ参加者限定セミナーの案内」で6割強(62.9%)。2番目に多かったのが「インターンシップ参加者限定インターンシップの案内」(54.5%)で、こちらも、前年より6.7ポイント増となっている。

また、「早期選考の案内」や「インターンシップ参加者限定懇親会の案内」もそれぞれポイントを伸ばしたが「定期的なメールでのフォロー」は6.8ポイント減少。近年の傾向としては、間接的なアプローチよりも、直接的な接触を図る企業が増えているようだ。インターンシップ後にも継続的に接触機会を設けることで、参加者を囲い込み、採用につなげようという企業側の狙いがうかがえる。

近年の就職活動においてインターンシップの参加は、もはや欠かせない事項となっているといえそうだ。

(取材・文/松井さおり)

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