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文部科学省の夏期インターンシップ、参加者募集中

文科省行政の空気を肌で感じる貴重な機会

文部科学省が、2019年7月22日(月)から9月27日(金)にかけて行うインターンシップ及び職場体験の参加者を募集している。

実施される「夏期文部科学省インターンシップ」は、毎年春期と夏期に行われている中学生から大学生までを対象にしたプログラム。学生・生徒に広く文教・科学行政に対する理解を深めてもらうほか、自己の職業適性や将来設計について考える機会を拡大することで、主体的な職業選択や高い職業意識の育成を図ることを目的としている。

実施機関は、文部科学省、文化庁及びスポーツ庁。実施期間は7月22日(月)から9月27日(金)の間の各局課室が設定する期間で、原則2週間の「短期コース」のほかにも、3週間以上(最長10週間)の「長期コース」が用意されている。

長期コースにおいては、上記の目的に加えて、学生の専攻分野の学修の深化に寄与するとともに、特に公務または教育、スポーツ、科学技術、文化に関係する職業を志望する人材の育成への一助とすることを目的としている。

インターンシップ生は、文部科学省、文化庁及びスポーツ庁の各局課室に配属され、職員と机を並べて、実際の業務を体験(中学生は職場体験)。同省が所掌する教育、科学技術、学術、スポーツ、文化の各分野で、文部科学省行政の空気を肌で感じることができる貴重な機会となりそうだ。

対象は中高大生、応募締切は6/14(金)まで

対象は、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校、高等専修学校、高等学校、中学校の学生・生徒(日本国籍を有する者に限る)。「実際の現場で、文部科学行政を体験する」をコンセプトに掲げており、1999年のプログラム開始以来、2018年度までの受け入れ数は累計2,986人に達している。

近年の受入れ状況

応募 受け入れ
平成28年度夏期 461人 141人
平成28年度長期 54人 39人
平成28年度春期 209人 94人
平成29年度夏期 448人 157人
平成29年度春期 172人 90人
平成30年度夏期 434人 147人
平成30年度春期 132人 79人

応募にあたっては、所属校が必要書類を取りまとめて送付する必要があり、学生・生徒個人からの直接の申し込みは受け付けないが、海外の学校に在籍している学生については、個別の事情を勘案して対応してくれる。該当者は各担当窓口に連絡を。

なお、応募の締め切りは令和元年6月14日(金)12時必着(メールにて提出)となっている。その後、書類選考や必要に応じて面接を行い、最終的な受け入れを決定。可否については7月1日(月)以降に連絡される予定だ。

(取材・文/松井さおり)