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高3生の恋愛事情調査|7割以上が受験期の恋愛OK(後編)

恋愛は受験勉強のモチベーションの一つになる?

昨日は進路情報メディア「スタディサプリ進路」が行った高3生の恋愛事情調査の結果を見た。本日もその続きを見ていこう。

調査では、「7割以上の高校3年生が受験期の恋愛をOKと考える」ということが明らかに。その理由を調べた結果、1位は「モチベーションの一つになるかもしれないから」だった。受験を乗り越えるために勉強だけに集中するのではなくパートナーと励まし合う方が頑張れる、という気持ちが垣間見られた。

生の声としては、下記のようなコメントが寄せられた。

  • 青春の気持ちを抑える必要はないし、交際することによってお互いを支えられるというメリットがある(男子/R/沖縄県)
  • 高1のときから今の恋人と付き合っているけど、テスト前や模試前は励まし合えるし終わった後に○○行こう! などの約束でモチベも上がるし成績もupした(女子/みょん/宮崎県)
  • 付き合ってるから必ず一緒にどこかに出かけたりしなきゃいけないわけじゃないし、受験勉強の息抜きに電話したり、一緒に勉強したり、同じ目標目指して頑張ることができると思った。(女子/志愛/宮城県)

2位は「自分がしっかりしていたら問題ないから」、3位は「交際相手と相談しておけば問題ないから」。恋愛はしていても、やっぱり受験生という意識がちゃんとあることが伺える発言だ。冷静に勉強と恋愛のバランスをコントロールできているからこそ、「恋愛OK」と胸を張って答えられているのかもしれない。

恋する男心は止められない?

恋愛OKの理由を男子に絞ってみると、2位に「気持ちはとめられないから!」が3位以下に大きく差をつけてランクイン。女子は「気持ちは止められない」は4位。

娘のみで、息子のいない筆者は男の子の「止められない」恋心を微笑ましく感じた。同時に、大学生に受験期の恋愛を振り返ってもらう調査も見てみたいな~と切望。「恋愛で受験勉強のモチベーションがあがって大成功だった」という意見が多いのか、「相手のことを考えすぎて勉強に身が入らなかった。受験中は小休止すべきだった」などという意見もけっこう出るのか。果たして……?

(取材・文/大友康子)