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センター試験に際し約9割の受験者が緊張し、約2割が電車遅延などのトラブルに

1月から始まった大学受験シーズン。明後日3月8日からは国公立の中期日程試験が始まり、12日からは後期日程試験が始まる。まさに受験シーズン真っ只中といった様相だが、思い起こせば、大学受験時の緊張は自らも経験したし、トラブルについては友人・知人から見聞きした記憶が筆者にもある。皆さんはどうだろうか?

さて、駅構内の自動販売機などで飲料を販売する株式会社JR東日本ウォータービジネス(東京都品川区)は昨年12月24・25日、前年までにセンター試験を受験した経験のある全国の大学生400名を対象に、センター試験当日の緊張やトラブルなどに関する調査を実施。それによる合否との相関関係の分析結果も発表した。

当日の緊張については約9割の人が「した」と答えた。緊張することで「頭が働かなくなるのではないか」「いつもは解ける問題なのに、全然手が動かなくなってしまうのではないか」といった心配もあるが、緊張した人の合格率について調べたところ、約 5 割(51.9%)の人が第一志望校に合格していることが分かり、全体の合格率(52.8%)と比較しても、0.9 ポイントという小差にとどまった。

緊張してしまった人に、どのように緊張をほぐしたのか問うと、「深呼吸をする」(56.4%)という回答 に次ぎ、「飲み物を飲んだ」(44.4%)という人が多かった。

試験日当日トラブルがあっても合格率はさほど下がらず

では、電車が遅れたり、道に迷ったり、何らかの“トラブル”に見舞われた経験についてはどうだろうか。センター試験当日のトラブルの有無について聞いたところ、約 2 割(18.8%)の人が「トラブルがあった」と回答 。内訳を聞いてみると、「お腹を壊した」(33.3%)、「電車が遅れた」(17.3%)、「道に迷った」(14.7%)が上位に挙がり、その他として、「試験会場に着いてから飲み物を買い忘れていたことに気づいた」や「前日に揚げ物を食べ過ぎて胃もたれした」などの声が上がった。

合否への影響については、「トラブルがあった」と回答した人の第一志望の合格率は約 5 割(46%)で、全体の合格率(52.1%)との差はやはり6.1 ポイントという小差にとどまった。トラブルがあったとしても、冷静になり、落ち着くことで合格に繋がるようだ。

また験担ぎについては、昔から「トンカツを食べる」「勝負パンツをはく」などが存在するが、「あなたはセンター試験に向けて験担ぎ商品を買いましたか?」という質問に対して「購入した」と答えたのは2割以下(17%)に過ぎなかった。特別な準備ではなく、いかに平常心で臨めるか、普段通りの力を出せるようにと考えて準備をしていることが伺える。

余談だが、調査を行った株式会社JR東日本ウォータービジネスは、キャップを開けて飲むときもキャップが本体から外れない“落ちない”キャップを採用したペットボトルのミネラルウォーターを駅構内の自販機で販売している。験担ぎ商品を買う受験生は多くはないようだが、応援することしかできない親としては、“落ちない”キャップのペットボトル飲料を持たせてやるのもいいかもしれない。
(取材・文/大友康子)

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