Press "Enter" to skip to content

ベストセラー『こども六法』著書が法律を学べる講座をYoutube配信

親子で法律について学ぶ良い機会

昨日の記事では2020年上半期のベストセラー、児童書部門で1位の『こども六法』を紹介した。

著者・山崎聡一郎(やまさき・そういちろう)氏は書籍にとどまらず、合同会社Art&Arts代表としてYouTubeチャンネルを運営し、分かりやすく法律を学べる講座を配信している。題して「法律って何だろう?」

対象は小学校高学年から中学生と、その年代の子どもをもつ保護者。親子が一緒に学べることを想定しており、「そもそも法律って何のためにあるんだろう?」という根本的な問いから、身近な問題や知っておいた方がいい法律の基礎知識などを扱っている。動画内では『こども六法』の本文をほとんど参照しないため、同書を持っていなくても問題なく視聴できる。

「法教育を通じたいじめ問題解決」という研究テーマを掲げる山崎氏の講座だけに、いじめに関連するコンテンツも取り上げる。また、山崎氏は「教育研究者」と「ミュージカル俳優」という2つの顔をもつため、4月の開講以降は法教育の講座と音楽の演奏動画が共存する形となっていたが、10月からは法律専用チャンネルとして稼働。これまでは毎週火曜日に配信してきたが、調整中のため投稿日は現在のところ不定期。

法律は面白い世の中の仕組み

山崎氏から『こども六法』について、海外滞在中の親子に向けてメッセージをいただいた。

「法律は私たちの生活と密接に関わっているもの。自分を守る知識としてはもちろん、面白い世の中の仕組みとしても、楽しんで学んでみてください。また、こども六法にはすべての漢字にフリガナが振ってあります。周囲に日本語を勉強して将来は日本に行ってみたいと思っている友人にもぜひ勧めてあげてください!」