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“たった2単語”の子ども向け英会話アプリが登場(前編)

インターに通う子どもたちの気分で会話をしてみよう!

「日本のすべてのキッズに、英語好きになって欲しい!」という思いから製作されたチャット式の英会話アプリ『デイビッド・セインの2単語英会話 for KIDS』がApp Storeにて発売中だ。大きな特長は、“たった2単語”の英会話なので、「英会話ってこんなに簡単でいいんだ」と気付けること。そして、使用者がアプリ内の登場人物になってセリフを選ぶクイズ形式なので、ゲーム感覚で楽しみながら、実際の会話で使われている自然なフレーズを覚えられることだ。

例えば、ユウジとリエという子ども同士の挨拶のシーン。
ユウジの「Hey Rie!」(やあ、リエ!)に対する返事として、【yeah】【what’s】【oh】【you】【bus】【up】という6つの単語が表示されるので、この中から2つを選んで会話文を成立させる。この場合は、【what’s】と【up】を選べば正解となる。

ユウジ:「Hey Rie!」(やあ、リエ!)
リエ:[  ][  ]? <ここで【what’s】と【up】を選択。(やっほー)>
ユウジ:what’s up? (おっす!)

といった会話の流れの中で答えるので、ネイティブと会話をしているような感覚を味わえる。もちろん音声も収録されているので、繰り返し遊ぶうちに、自然な発音も身に付き、リスニング力も鍛えられる。

監修のデイビット・セイン先生は、アメリカ生まれの語学指導者で、実用英語をネイティブの立場からわかりやすく教えてくれることに定評があり、英語教育に関する書籍も多数ある。今回のアプリは、もともとあった大人向けのチャット式英会話アプリ「デイビッド・セインの2単語英語でGO!」が好評で、「子どもにも使わせたい」という要望が多かったことから開発されたという。

当アプリの発売元であるプラグインアーツ合同会社副代表の近藤貴盛(こんどう・たかもり)氏は、開発の経緯や特長についてこう話す。
「今回のアプリは、“もしインターナショナルスクールに通うなら”という設定で作りました。そのため、クイズの舞台はインターナショナルスクールです。まずは2単語でも簡単な会話は成り立つことを知っていただき、とにかく声に出して話してみてください。今年度から新しくなった文部科学省の学習指導要領でも発話することに重点が置かれています。1回のクイズは数分で終わるので、遊び感覚で好きなときに使ってほしいですね」。

女の子だから、男の子だから、といった紋切り型の設定を排除

また、同アプリは、“女の子はアイドルが好き、男の子はサッカーが好き”といった紋切り型の設定を排除しているのも特徴だ。アプリに登場する男の子は男子アイドルグループを応援しているし、女の子がサッカーをしていたりもする。これは何も特別なことではなくて実際の子どもたちのリアルでもあるのだが、昨今話題になっているポリティカル・コレクトネス(政治的是正)やLBGTQなどにも配慮してのことだという。

次回更新の<後編>では、保護者向け機能などについても詳しく紹介する。

写真提供/プラグインアーツ合同会社
(取材・文/中山恵子)

アプリ情報

「デイビッド・セインの2単語英会話 for KIDS」(2020年8月31日より発売中)
【App Storeからダウンロード】
https://apps.apple.com/jp/app/id1350598836
※ダウンロード無料(アプリ内課金あり)

【発売記念セール】
2020年9月30日まで、全ての機能が楽しめる「追加コンテンツ」が通常価格250円 → 120円。

【同時開催】
「デイビッド・セインの2単語英語でGO!」通常価格490円 → 250円
https://apps.apple.com/jp/app/id616632444

プラグインアーツ合同会社副代表、近藤貴盛氏