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参院選調査(1)選挙権ある高3生の95.8%が投票

参院選に対する高3生の興味関心や政治への意識を調査

 学習管理アプリ「Studyplus」を展開するスタディプラス株式会社(東京都千代田区)の研究機関・Studyplusトレンド研究所は、Studyplus上で現役高校3年生のユーザーを対象に「第26回参議院議員通常選挙に関するアンケート調査」を実施。現役高校3年生の直近で行われた選挙に対する興味関心や政治への意識を調査した。

本日はその結果を見てみよう。

【「第26回参議院議員通常選挙に関するアンケート調査」概要】

調査対象 全国の「Studyplus」ユーザー(現役高校3年生)
回答者 2045名
調査方法 インターネット調査
調査時期 2022年7月10~11日

高3生の82.9%が参院選に興味

高3生全体に「今回の参議院選挙に興味はありましたか?」と尋ねると、82.9%の回答者が「興味があった」と回答。さらに、選挙権があった高3生に「投票に行きましたか?」と尋ねると、95.8%が「投票に行った」と回答した。

学習管理アプリを使用する学習意欲の高い高3生だけに、選挙に対する興味も非常に高いようだ。

投票に行った理由

投票に行った人にその理由を尋ねると、「選挙に行くのは国民の義務だと思うから」が1位、約7割の回答を得た。2位の「選挙会場や投票を体験してみたかったから」が54.5%。3位の「政治に興味があったから」も44.1%と、高い割合の回答を得た。

投票に行かなかった理由

投票に行かなかった人に、その理由を尋ねると、最も多かったのは「投票所に行くのが面倒に感じたから」35.2%。「投票したい政党・候補者がいないから」「用事があって行くことができなかったから」もそれぞれ22.2%。

「その他」の回答を見ると、「学校のテスト期間が選挙1週間前だったことと、受験勉強に忙しいことから政治家に関する情報収集をしている余裕がなかった」「コロナになったから」などが見られた。

明日はもう少し幅を広げ、16~29歳を対象に今回の参院選について調査した結果を見てみることにしよう。

(取材・文/大友康子)